関西旅行なんばー3

とうとう最終日です。
均一市内バスカード500円をホテルでゲットして出発です。
まずは平安京大内裏)の南東隣りに位置する神泉苑へ。
中央の善女竜王社を参って、恵方社も手を合わせてみました。
弘法大師が雨乞い祈祷をした霊地としても知られてるらしいですが、
私は、静御前が雨乞いで舞った時に雨雲が現れ雨が降ったため、
稀代の白拍子として知られるようになったって話のほうを知っておりました。
でもって、義経に見初められたんです。こっちの話のほうが私は好きだなぁ。



次に二条城を横目で見ながら、晴明神社へ。
ここは有名な安倍晴明を祀っている神社です。

売ってるものはお守りやステッカーなど、五亡星の神紋がプリントされているのですが、
晴明桔梗と言われ、晴明が創った陰陽道に用いられる独特の祈祷呪符の一つだそうです。
更に珍しい恵方を指す晴明井があります。
山城名泉の一つで病気平癒の水としてご利益がある水が湧き出ていて、
立春になると神職が井戸の上部を回転させ、取水口がその年々の恵方を指す仕組みだそうで、
千利休茶の湯に使ったとの言い伝えもあります。


そして、今まで気づかなかったのですが、京都にあったんですよね。
本能寺!!
そう、織田信長が自害した本能寺の変と言われるアレです。
お墓もきちんとあるんですね。
陣没者名簿の名前も連ねてあって、森蘭丸の名前もありましたよ。
信長のお小姓さんだった、あの彼です。
意味なくうれしくなっちゃいましたo(^o^)o


おなかも空いたので、雑誌に載っていた京野菜の集まる錦市場へ。
京野菜金時人参や護聖院かぶら、おばんざいなどが並んでいて面白い!
おばんざいのお店に入ろうと思っていたのですが、
おにぎり屋さん『中央米穀』に魅かれてしまいました。
ここは懐石米で作ったおにぎりを15種類の中から2個選んで、
それに、具がいっぱい入った錦汁、さらにミニ大福が付いて600円です。
しっとりもちもちのお米が良かった〜o(*^。^*)o
思ったよりも大ボリュームですが、ここお奨めです!!



満腹になって、修学旅行の観光名所清水寺へ移動。
なぜか、京都に来るたびに来てます。
私はもう行かなくてもいいかと思うのですが、パートナーが必ず行きたがるのですよ。
過去5回パーフェクトに清水寺参拝してます(笑)
そして清水の舞台から下を見て観音様に手を合わせ、音羽の滝の水をのみ、
更に、祈りもしないのに恋愛の神様の地主神社まで足を運びますo(^^;)o
今回は胎内めぐり(100円)をしてみました。
本尊の大随求(だいずいぐ)菩薩の胎内に入り(真っ暗な洞窟です)、
左手で数珠の形をした手すりをたよりに歩き、
最後にぼんやりと浮かぶ梵字『ハン』の書かれた石を廻して願い事を一つ。
証明が全くない、何の灯りも入らない真っ暗な洞窟を歩くのはお化け屋敷よりも怖い8(><)8
いつもの暮らしの中では、こんな真の闇はないんですよねぇ。


清水寺も参拝して、まだ新幹線の時間には余裕有り。
なので、次は金閣寺まで足を運んでみることになりました。
足利義満が建てたお寺です。全部金色かと思ったら初層は普通だったみたいです。

鏡湖池に臨む3層の楼閣の金閣寺は、初層は寝殿造りの「法水院」、
2層目は武家造りの「潮音洞」、第3層は唐風の「究竟頂」と、
三つの違った様式になっているそうです。うん、奥が深い。


お昼は以前TAXIの運ちゃんが勧めていたという京都 権太呂 | オンラインショッピングと店舗案内に決定!
京都のうどんすきを食べたかったのですが、お昼にしては量が多いし値段が高いので、
京都の蕎麦屋さんで必ず見かける『にしんそば』をオーダー。
どんなのかなぁと思っていたら、にしんの甘露煮がお蕎麦の上に乗っておりました。
これ、蕎麦に合いますね。ご飯に乗っけても美味しいかも。
蕎麦と言えば、京のそばの汁は関東と違って醤油ベースじゃないのは知ってましたが、
『きつねそば』に乗ってる油揚げが、いなり寿司に使うような甘いやつだったのに驚き。
東と西でかなり違いがあるって、改めて実感致しました。


さて、3日に渡る旅行日記もこれで終了です。
きちんと読んでくださった方ありがとうございます。
のんびり回るという目的もあったので、思ったよりも動けなかったのが残念。
(いや、たぶん一人旅だと3日目に倒れてたのかもしれないけど(笑))
京都のように歴史ある町に生まれたら、私ももっと自分の出身地を愛せたかもなぁ。