茶の道は遠い

茶道道具

今日は日本語教室ボランティアの私の生徒さんがお休みなので、
急遽、生徒さんの為に開かれることになった、
簡易お茶席のお手伝いさんをすることになりました。
Iさんは地元でお茶を教えている着物の似合う品の良い方です(将来の理想♪)
まず、茶道の始まりのお話をして、お道具のお話をして、
それから抹茶を点てます(簡易なので座敷ではなくて、テーブルの上です)
私は懐紙を渡しお菓子を取ってもらう係
懐紙は二つに折らず少しずらして半分に折って和菓子をちょこん。
手の上に乗っけてお抹茶の前にお菓子を頂きます。
外人の方にも和菓子は好評でした♪♪♪
抹茶はちょっと苦かったらしいですが…。


それから外人の方がお茶を点てる体験をして、他のボランティアの方がして…


「じゃあ、次は水月さん」


へ?私も点てるんですか???o(^^;)o
抹茶は点ててもらったことは何回もあるのですが、点てるのは初めて。
日本人のせいか初めてのせいか、
何故か私だけふくさの扱いから始まりました。
まず、三角に折ったふくさを腰に持っていき内側に一折。それから手を返して二折。
半分に折って更に折って棗なつめ)を拭きます。
更にふくさを三角に戻し、今度は指を使って三角に折って、
茶杓(ちゃしゃく)を奥・脇・裏の順にふくさの位置を変えて拭いて終了。
棗を開けてふたを置いたら
「蓋は裏にしておいたら、傷がつくからダメなのよ。」
この時点で、何度となくダメだしが入りました(苦笑)
だって、蓋裏のウサギがかわいかったんだもん8(><)8←いいわけ
抹茶を茶杓でお茶碗に2杯。お湯を入れて早速開始です。
(ふ、ここまでで冷や汗いっぱいかきました(笑))


最初は茶筅(ちゃせん)で”い”の字で抹茶を溶かして、
今度は縦に切るように混ぜます。
手首だけをしゃかしゃか動かす運動は慣れてないと、大変です。
そして、充分泡が立ったら、”の”の字を書くようにして中心で持ち上げます。


その後、なんちゃってお茶人が3杯も入れることになりましたo(−−;)o
お茶を点てるのは大変だけど美味しいし、茶器を愛でるのも楽しいし、
免許皆伝とはいかないまでも、習ってみても良いのかなぁ。