しずやしず

もうすぐ終わってしまう義経
今日は静御前の最大の見せ場、鶴岡八幡宮舞殿での舞です。
頼朝の軍勢に捕らえられ、鎌倉で詮議を受ける静。
義経との間に生まれた子供が男だった為、自分の手に抱くことなく殺されてしまいます。
(直接殺したとかは言いませんが、無言の北条政子から静が自分の子を殺されたと知ります。)
その後、鶴岡八幡宮落慶式で都で評判の白拍子静御前が、義経に舞うことを命令され、
静は凛としてその申し出を受け入れ、舞殿で舞うことになります。
愛する人の敵方の只中で、義経を慕う舞を舞う静の姿はとてもキレイでございました。
実は『義経記』では、静は舞を披露した後に義経の子を産み、
それが由比ヶ浜で殺されるという話ですが、静の悲劇性をあげる為に脚本を逆にしたとか。
うーん、史実通りのほうが私的にはうれしかったんですけど…o(^^;)o


そそ、義経が追っ手に追われて戦う姿と、静の舞姿をシンクロさせてましたが、
モミジが嘘っぽいのがちょっと笑えたかも。
あんなにバサバサとモミジは降って来ません(笑)


全体を通して思ったのはあと3回なのにどうして盛り上がらないの?ということ。
マメに大河ドラマを見ていた父親が「面白くない」という理由で見てないのも驚きましたが、
視聴率も前作より落ちているのを見ると、そう思った人が少なくないのかもしれないです。
学校の授業では義経と静』はそんなに取り上げられませんが、
わりと日本では親しまれている人物なので、もう少しがんばってくれたら良かったなぁ。
さて、もうすぐNHK受信料を払う理由がなくなります(笑)